畜産業界では近年、感染症の発生および被害が大きな問題となっており、その予防を目的として、施設の衛生状態を向上させるために導入いただきました。
こちらの養豚場様では、畜舎や場内に入るヒトや車両から細菌やウイルスを持ち込まないよう、アルカリ性電解水で汚れを落とし、酸性電解水で除菌をするルーティンで、畜舎の衛生管理を行っています。
酸性電解水には、細菌やウイルス、カビなどを効果的に除菌する作用と、消臭効果があるため、家畜の感染予防や近隣への臭気対策として畜産業において注目されています。その除菌効果だけでなく、動物はもちろん、人体への安全性も高く、使いやすい除菌、消臭水です。
アルカリ性電解水は、薬品を使用しない洗浄水で、油脂やたんぱく質、血液などの汚れを落とす効果があります。界面活性剤を含まないため泡立たず、すすぎが簡単なので、作業効率向上に繋がります。
こちらの養豚場では、酸性電解水とアルカリ性電解水を使い畜舎や場内の衛生管理を行うことで、感染源となるウィルスや細菌を減らし、感染リスクの低下に繋げています。現在、市場に流通している電解水生成装置のうち、2室型と3室型の装置は、酸性電解水とアルカリ性電解水を同時生成できます。さらに、アクアプリータのような3室型は、生成水へ塩分の混入を防止できるため、塩分による錆発生のリスクが少なく、鉄骨の多い養豚舎でも錆を気にせず利用できるメリットがあります。