「社会福祉法人仁善会 土合舎利保育園」様は、’太陽と自然とみんなと友達になろう’をモットーに、自然素材をふんだんに利用した平屋の木造園舎で、明るく清潔で温もりのある園内環境づくりに努めている茨城県神栖市の保育園です。
調理室で食材除菌に利用していた電解水生成装置の更新時期に、お問合せをいただきました。食品添加物(殺菌料)である弱酸性電解水(弱酸性次亜塩素酸水)と、油脂の洗浄に使えるアルカリ性電解水を同時生成する装置を導入いただきました。当社の電解水生成装置は2膜3室の電解セルを搭載しており、生成する電解水は塩を含まないので、金属がサビにくい特徴があります。
KEW-A010-2A50は、幅309×奥行き162×高さ345mmのコンパクト設計のため、食材殺菌用シンクの下に設置してもまだスペースに余裕があります。
導入いただいたKEW-A010-2A50は1分間に3Lの弱酸性電解水と1分間に0.5Lのアルカリ性電解水を同時生成します。こちらの機種は食品添加物対応機種で、生成する弱酸性電解水は食品添加物(殺菌料)として、食材の洗浄除菌にも使用できます。
自園給食を提供している土合舎利保育園様は、生野菜や果物の除菌洗浄を主な用途として、毎日約30Lの酸性電解水を使用されています。生野菜を水道水で軽く洗浄した後、食材洗浄除菌用のシンクに10L前後の弱酸性電解水を溜めます。その後約2分間生野菜をつけ置きし、最後に水道水ですすぎます。弱酸性電解水は食材へのニオイ残りも気にならず、食材本来の風味を残し、新鮮で美味しい野菜や果物を提供できます。
アクアプリータで生成したアルカリ性電解水は、pH約9〜13と重曹やセスキ水によりもpH値が高く、油分や皮脂、タンパク質、血液などを洗い流す洗浄効果に優れています。こちらの保育園では、導入当初からこの洗浄力の高さに驚き、積極的にアルカリ性電解水をご利用されています。例えば、洗浄用シンクにお湯とアルカリ性電解水を入れ、使用後の食器やトレーをつけ置き後、食洗機で洗浄し毎回ピカピカの食器で園児に給食を提供されています。アルカリ性電解水はポットやスチームオーブンの湯垢掃除にも使え、水由来の掃除アイテムとして、調理室でも安心して使えます。
油はねで汚れやすい調理室の床や園児が食事をするホールの床は、「アルカリ性電解水を撒き、分解した汚れが浮き出てから拭き掃除をするのがポイント」とお話してくださいました。掃除する面積も広く、重労働な床掃除。電解水を撒き、数分後には汚れが浮き出てくるので、作業効率も良くなり時間短縮に繋がります。そして何より、重労働が軽減できたと職員の皆さんに喜んでいただけていることを大変嬉しく思います。
電解水の種類 | 酸性電解水 | アルカリ性電解水 |
使用用途 |
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給食を作る調理室は、衛生管理が最も重要な場所であると言えます。調理室に電解水生成装置を導入し、ウイルス除去や消臭、洗浄を行うことで、安心で美味しい給食を提供している土合舎利保育園さま。園児の健やかな成長をサポートしたいという想いを共に、清潔で安全、衛生的な環境づくりに取り組んでいる素敵な職員の皆さん、ご協力ありがとうございました。
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